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認知症を詳しく知る

認知症を認知症の方への接し方

認知症の方の介護方法

認知症は脳に障害が起こったことにより、今まで認識できていたことができなくなる病気です。
ほんの20~30年前までは、認知症についての社会認識は浅く、ボケや痴呆などは老人特有の症状だと考えられてきました。しかし、現在は認知症への理解も深まり、正しい知識や情報を持って介護にあたる方が増えています。

認知症の約60%の方が「アルツハイマー型認知症」と言われています。主な症状としては、記憶障害、判断力の低下、今までできていたことができなくなる、見当識障害などがあります。

認知症の方への接し方で一番大切なことは、「ひとつの人格を大切にする」ということ。認知症を発症する前は、社会の一員として仕事や家庭を守り、築いてきた人生があるということを忘れてはいけません。

それではどのような方法で認知症の方に接したらいいのでしょうか。
介護には大きく分けて「見守りケア」と「観察ケア」という方法があります。

(見守りケアの方法)

認知症の方が何をしたいのか、何を求めているのかを理解し、できるだけご自分の力でできるように導きます。できないからやってあげるのではなく、できないことをサポートすることにより、ご自身の力で目的を達成することが大切です。

具体的な例をあげると、
・徘徊する場合は、カギをかけて出られなくするのではなく、外に出たい理由を聞き、気持ちに寄り添う、時には一緒に出掛けるなどの接し方をします。
・被害妄想などの場合は、ごまかしたり聞き流したりするのではなく、何を考えてどのように思っているのかを聞く、執着している物事から興味がそれるように気分転換をはかるなどの方法があります。

(観察ケアの方法)
認知症になると自分の体調や感情などを、的確に伝えることが難しくなる場合があります。既往症の管理や、血圧計測、栄養摂取や排せつなど、健康面をトータルで観察しましょう。